@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000097, author = {稲田, 勤 and 重島, 晃史 and 篠田, かおり}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {具体的なコミュニケーション技法を獲得させたいという主訴のもと,2005年9月から2006年11月まで拡大・代替コミュニケーション技法(AAC)を観点に訓練を行ったアテトーゼ型脳性麻痺児について,訓練技法の経過,及び,2006年1月に実施したボツリヌス治療の継時評価について報告することを目的とした.訓練1期では単語検索辞書を作成し,そこで得られた語彙をシンボル化し,階層化シンボルボードを作成した.訓練2期では階層化シンボルボードでトレーニングを実施した.訓練3期では,[p :]の構音を3種類発話し,サイン化を行うトレーニングを行った.患児には,日常必要と思われる語彙を選定し,それをもとにコミュニケーション訓練を行うというアプローチ法が有効であった.語彙を選定することで会話場面が限定されるため,質問応答関係が明瞭になり,患児のコミュニケーション意欲の向上にも影響した.また,ボツリヌス治療前後の発声発語器官の評価に変化がみられなかったことは,脳性麻痺児におけるボツリヌス治療前後の評価を行う際には,既存の評価法では変化を捉えにくい可能性も示唆された.}, pages = {47--52}, title = {脳性麻痺児1症例のコミュニケーション技法獲得訓練の経過}, volume = {8}, year = {2007} }