@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000091, author = {中野, 良哉}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {本研究では,特定の専門職を養成する専門学校を対象に,学生による授業評価に影響を及ぼす要因として,「基礎科目」「専門科目」といった科目の違い,専門職アイデンティティ,職業レディネス,多次元自我同一性を取り上げ検討を行った.調査対象は基礎科目「発達心理学」,専門科目「言語発達学」,「学習障害・広汎性発達障害」の授業を受講した専門学校生名であった.その結果,(1)同一の教員が担当した授業科目についての学生による授業評価は,当該授業が専門科目か基礎科目かといったカリキュラムの位置づけの違いによって評定が異なることがわかった.具体的には,本研究で用いた授業評価項目の中で,特に,「内容評価」「授業構成」「満足度」の評定は,基礎科目と比較し,専門科目の方が有意に高いことがわかった.(2)専門職アイデンティティ,職業レディネス,多次元自我同一性といった心理的特性の評定が高い学生ほど,授業評価項目の「内容評価」「授業進度」「満足度」の評定が高く,こうした関係は基礎科目よりも専門科目において見出された.これらのことから,学生が自分自身の将来を展望すること,職業的な目標を明確に持ち,その実現に向けて積極的に取り組んでいることと授業評価,自己評価が密接に関係していることが示された.}, pages = {11--18}, title = {学生による授業評価と専門職アイデンティティ,職業レディネス,自我同一性の関連 : 基礎科目と専門科目の比較を中心に}, volume = {8}, year = {2007} }