@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000088, author = {山崎, 裕司 and 大森, 圭貢 and 長谷川, 輝美 and 横山, 仁志 and 寺尾, 詩子 and 近藤, 美千代 and 平木, 幸治}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {本研究では,高齢患者の等尺性膝伸展筋力と移動動作自立の関係に対して性差が及ぼす影響を検討した.対象は60歳以上の高齢患者177名(男性104名,女性73名)で,年齢は76±7歳であった.これらの対象に対して等尺性膝伸展筋力と4種類の移動動作の可否を調査測定した.筋力については体重で除した値(体重比)と同世代健常者平均筋力値で除した値(健常者比)を求めた.移動動作としては,院内独歩,椅子からの立ち上り,階段昇り,昇段を取り上げた.そして,筋力水準を区分し,それぞれの筋力区分内に位置する症例中,動作可能例の占める割合を男女別に算出し,比較検討した.体重比については,いずれの移動動作においても一定の筋力区分を下回る場合,筋力低下に従って可能例の割合は低下した.逆に,一定の筋力区分を上回る場合,全例で動作が可能であった.同一筋力区分内において男女間で動作可能例の割合には有意差を認めなかった.健常者比では60〜79%の区分において,いずれの動作においても女性で有意に可能例が少なかった.また,階段昇り,昇段では80〜90%の区分においても女性で有意に可能例が少なかった.以上のことから,平均的な筋力水準の高齢者に筋力低下が生じた場合,男性に比べ女性において動作障害が出現しやすいものと考えられた.}, pages = {47--53}, title = {膝伸展筋力と移動動作自立の関連 : 性差が与える影響}, volume = {7}, year = {2006} }