@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000061, author = {加藤, 宗規 and 山崎, 裕司}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {110000093412, 本研究の目的は,ベルトを用いて固定性に配慮したハンドヘルドダイナモメーター(以下,HHD)による股外転筋力測定方法の検者間再現性について検討することである.対象は健常者21名(男性11名,女性10名,19.7±1.8歳)である.そして,固定用ベルトを使用した条件下と,使用しない条件下において,それぞれ2つのセンサー位置(下腿遠位部外側,大腿遠位部外側)で股関節外転筋力の測定を実施した.また測定は,体格の異なる2名の検者(検者A:男性,検者B:女性)によって日を変えて実施した.下腿遠位部でのベルト不使用下における股外転筋力値は検者A,Bの順に,13.5kg,12.9kg ,ベルト使用下では検者A,Bの順に,15.9kg,15.8kgであった.大腿遠位部でのベルト不使用下における筋力は,検者A,Bの順に27.1kg,22.8kg,ベルト使用下において25.8kg,25.5kgであった.ベルト使用下では,検者A,Bの筋力値に有意差はなかったが,ベルト不使用下では検者Aにおいて筋力値は有意に高値を示した(下腿遠位部p<0.05,大腿遠位部p<0.01).ベルト使用下での検者間級内相関係数は,下腿遠位部,大腿遠位部の順に0.884,0.886 であった.ベルト不使用下における級内相関係数は下腿遠位部,大腿遠位部の順に0.828,0.628であり,ベルト不使用下の測定において再現性は不良であった.以上のことから,HHDを用いた股外転筋力測定では,固定用ベルトを併用した測定方法が再現性の点で優れていると考えられた.}, pages = {7--11}, title = {ハンドヘルドダイナモメーターによる等尺性股外転筋力の測定:固定用ベルトの使用が検者間再現性に与える影響}, volume = {4}, year = {2003} }