@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000349, author = {山崎, 裕司 and 柏, 智之 and 宮崎, 登美子 and 稲岡, 忠勝}, journal = {高知リハビリテーション専門職大学紀要}, month = {Mar}, note = {健常者を対象としてハムストリングスに対する振動刺激とストレッチが,筋の柔軟性に与える影響について検討した.対象は,健常男性10名.まず,両側膝窩角度を測定した.次いで,腹臥位にて一側の内外側ハムストリングスの腱に対して振動刺激(周波数:100Hz)を 2 分間与えた.反対側は対照脚とした.治療後,再度両側膝窩角度を測定した.次いで,同様の肢位で両側のハムストリングスのストレッチをHold Relaxの技法を用いて実施した.日を変えて反対側の内外側ハムストリングスの腱に対して振動刺激与えた.反対側を対照脚として,同じ実験を実施した.振動刺激前,後,ストレッチ後の膝窩角度は,順に134.8±9.1度,142.5±7.7度,145.7±8.1度であり,振動刺激によって膝窩角度は有意に増大した(p<0.01).対照脚の膝窩角度は,振動刺激前,後,ストレッチ後の順に134.7±8.2度,134.2±9.3度,141.2±7.5度であり,ストレッチ後,膝窩角度は,有意に増大した(p<0.01).振動刺激前後での膝窩角度の変化量は6.6±7.5度,対照脚の変化量は-0.1±7.7度であり,有意差を認めた(p<0.01).振動刺激による膝窩角度の変化量は,ストレッチと同等であった.ストレッチが適応できない環境下において筋の柔軟性を維持改善させるうえで振動刺激は有効に機能する可能性がある.}, pages = {37--40}, title = {ハムストリングスに対する振動刺激とストレッチが柔軟性に与える影響}, volume = {3}, year = {2022} }