@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000345, author = {津田, 泰路 and 山崎, 裕司}, journal = {高知リハビリテーション専門職大学紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,等尺性膝伸展筋力と下肢荷重率の自立閾値,下限閾値によって高齢入院患者を 9 グループに群分けし,独歩自立割合を比較検討した.対象は65歳以上の入院患者213名であり,等尺性膝伸展筋力,下肢荷重率,歩行自立度を評価した.等尺性膝伸展筋力の自立閾値と下限閾値は,過去の先行研究から,0.40kgf/kg,0.25kgf/kgとした.同様に,下肢荷重率は90%,80%とした.自立閾値および下限閾値によって区分された 9 群の独歩自立割合を算出した.等尺性膝伸展筋力の下限閾値を下回ったⅠ~Ⅲ群では,下肢荷重率に関わらず独歩自立例を認めなかった.下限閾値と自立閾値の間のⅣ~Ⅵ群では,下肢荷重率が良好な群で独歩自立割合は高くなった.等尺性膝伸展筋力が自立閾値以上の群では,下肢荷重率が自立閾値を上回るⅨ群において全例が自立した.Ⅷ群,Ⅶ群の自立割合は92%,75%であり,筋力が自立閾値以上でも立位バランス能力が独歩自立に影響を与えることが示唆された.等尺性膝伸展筋力と下肢荷重率を併用することで,独歩の自立可否がより正確に判別できるものと考えられた.}, pages = {17--21}, title = {膝伸展筋力と下肢荷重率による高齢患者の独歩自立の判別}, volume = {3}, year = {2022} }