@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000309, author = {大口, 拓也 and 釣, 洋介 and 遠藤, 晃祥 and 山崎, 裕司}, issue = {2}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要}, month = {Mar}, note = {起き上がり動作練習を実施したにもかかわらず動作能力が低下した認知症患者に対して、間食のプリンを強化刺激とした介入を導入した。ベースライン期では、口頭指示によって起き上がり動作練習を1日3回、3日間実施した。起き上がり成功率は徐々に低下し、3日目には一度も起き上がりに成功しなかった(3日間の成功率は33%)。介入では、3回の起き上がり練習に参加すればプリンを提供するというルールを提示した。なお、プリンは本人の嗜好食品であった。動作練習は「起きましょう」の口頭指示で開始し、動作が止まった際には、次の動作の口頭指示と運動方向を示す「ジェスチャー」をプロンプトとして提示した。介入1セッション目からプロンプトなしで起き上がる場面が見られ、4セッション目には3回ともプロンプトなしで起き上がりに成功した。6セッション目から称賛のフェイディングを行い、8セッション目には称賛がない条件下で3回起き上がりに成功した。病棟でも食事やトイレ誘導時の起き上がりが自力で可能となった。短期間で起き上がりが可能となったことから、強化刺激としてのプリンの導入は、起き上がり動作を強化するうえで有効に機能したものと考えられた。(著者抄録)}, pages = {89--92}, title = {プリンを強化刺激とした認知症患者に対する起き上がり動作練習}, volume = {19}, year = {2018} }