@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000301, author = {宇佐美, 太一 and 富田, 駿 and 加藤, 宗規 and 山崎, 裕司}, issue = {1}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Sep}, note = {全失語を合併した重度片麻痺患者に対して垂直棒と壁面を利用した段階的な難易度設定による立位保持練習を実施し,その効果について検討した.  症例は80歳代男性,診断名は左内頸動脈梗塞.97病日時点で,意思疎通は困難,右上下肢に随意運動は認めなかった.トイレでの介助量軽減を目的として,手すりを把持した90秒の立位保持をターゲット行動とした.ベースライン期の立位保持中の身体的介助数は, 10-12回であった.介入では,垂直棒把持に加えて壁面への非麻痺側肩の寄りかかりを実施した.その結果,99病日の介入初日より介助数は激減した(1-3回).9日目には90秒間の立位に成功し,15日目には3回連続で成功した.16日目以降は,垂直棒のみでの立位保持が可能となり,介助者一人でトイレ動作が可能となった.  介入期間中に運動麻痺や他の機能障害に著変はなかったことから,今回の介入は立位保持動作の学習を促進したものと考えられた.}, pages = {41--44}, title = {全失語を呈した重度片麻痺患者に対する立位保持練習 : 垂直棒と壁面を用いた段階的難易度調整}, volume = {19}, year = {2017} }