@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000288, author = {稲岡, 忠勝 and 平賀, 康嗣 and 宮崎, 登美子 and 柏, 智之 and 片山, 訓博 and 重島 , 晃史 and 栗山, 裕司 and 山崎 , 裕司}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {本研究では,徒手固定力範囲内において固定用ベルトの使用がハンドヘルドダイナモメータによる測定値に与える影響について検討した.  対象は,健常男子学生A,Bの2名で,徒手固定力は36.34kgf,27.7kgfであった.実験では,YAESU社製大腿四頭筋訓練器DY-63Aによる膝伸展運動モデルを使用した.徒手抵抗部分にはアニマ社製徒手筋力計μTasMF01のセンサー部分を固定した.徒手抵抗部位には,約11.5kgfの負荷が加わるように重錘を設定した.対象者には,下腿アームが90度から伸展しないように徒手で固定するように命じた.検査者は対象者に抵抗がかからないように重錘アームを最小限に引き上げ,重錘アームを離した.対象者は重錘に抗して下腿アームを止め,測定値を記録した.これを10回施行した.次いで,固定用ベルトを使用して対象者Aが同様の実験を実施した.  10回の測定値の変動係数は,対象者A,B,固定用ベルトの順に,11.0%,7.3%,2.6%であり,固定用ベルト使用下において明らかに測定値の変動は小さかった.測定値は,対象者A,B,固定用ベルトの順に,12.3±1.3kgf,11.9±0.9kgf,11.3±0.3kgf であり,対象者Aとベルト固定の間に有意差を認めた(p<0.05).  以上のことから,徒手固定の可能な筋力範囲においても,ベルト固定を行うことで再現性の良い筋力測定が可能になるものと考えられた.}, pages = {43--46}, title = {固定用ベルトの併用が筋力測定値に与える影響 : 徒手固定内での検討}, volume = {18}, year = {2017} }