@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000262, author = {隆杉, 亮太 and 山崎, 裕司 and 加藤, 宗規}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {重度片麻痺,Pusher症状,注意障害を呈した症例に対して,教示と結果の説明をより具体的,明確にした座位訓練を実施し,その効果について検討した.座位保持訓練は4段階の難易度を設けた.段階1は側方に置いた20cm台に非麻痺側前腕で支持する環境,段階2は車椅子を前方に置き車椅子のグリップを非麻痺側の手で把持する環境,段階3はプラットフォームに非麻痺側の手を置く環境,段階4は上肢の支持なし環境である.しかし,段階1の環境整備において頻回の言語指示・介助を要し,次の段階へ進めなかった. そこで新たな介入として,座位保持訓練実施前に事前確認として言語指示回数・介助回数の目標の掲示,さらに座位保持訓練後に事後確認として同回数を本人に伝えることとした.事後確認での結果のフィードバックでは,グラフを提示し,回数が減少した場合には賞賛・注目を与えた. ベースラインでは段階1において言語指示回数・介助回数ともに15回以上であった.介入開始後,段階1では訓練開始から5日間,段階2では3日間で介助回数が0回となった.段階3では4日,段階4では1日で言語指示・介助回数ともに0回となり,端座位が自立た. これらの事から座位保持訓練の前後で結果のフィードバックを加えることが有効に機能したものと考えられた.}, pages = {21--24}, title = {Pusher・注意障害を呈する重度片麻痺患者に対する座位訓練 : 言語指示回数・介助回数のフィードバック}, volume = {16}, year = {2015} }