@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000201, author = {湯崎, 仁美 and 吉田, つかさ and 遠藤, 敦 and 高梨, 晃 and 山崎, 裕司 and 加藤, 宗規}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {急性期病棟における脳血管障害患者のBarthel Index(以下,BI)と転帰先の関連について検討を行った.対象は,平成24年1月から7月に当院に入院した初回発症の65歳以上の脳梗塞・脳出血患者93名とした.転帰先を自宅群・転院群にわけ,初期・最終評価時におけるBIの合計点を求め,転帰別にBIの各項目の合計点数の散布図を作成した.1 一方の群が存在しなくなる閾値,2 一方の群が散在する程度となる範囲,および,3 両群が同程度に混在する範囲を視覚的に検討し,2と3の範囲についてはBIの項目ごとに,群間における介助量の観察度数の偏りについてカイ二乗独立性の検定を用いて検討を行った.1の閾値について,散布図から,BIの合計が初期では60点,最終では90点を超えた場合全員が自宅復帰していた.2の範囲について,BIの合計が初期に30点未満,最終に60点未満では高率で転院していた.3の範囲について,初期30〜60点,最終60〜90点の範囲では両群の人数に差はなく,また,2と3の範囲では,BIの各項目において度数に有意な偏りはなかった.今回の検討では,BIの各項目では転帰先に影響を及ぼす因子は認められなかったが,合計点のみで転帰先を予測することが初期・最終時共に可能であることが示唆された.今後は,BIでけでなく様々な要素を検討する必要があると考えられる.}, pages = {45--48}, title = {急性期脳卒中患者におけるBarthel Indexと転帰先の関連}, volume = {15}, year = {2014} }