@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000193, author = {稲岡, 忠勝 and 片山, 訓博 and 重島, 晃史 and 柏, 智之 and 平賀, 康嗣 and 宮崎, 登美子 and 清岡, 学 and 栗山, 裕司 and 山崎, 裕司}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {本研究では,重錘負荷によって人為的に体重を増加させ,相対的に下肢筋力を低下させた.そして,筋力低下がTimed up & go testに及ぼす影響について検討した. 対象は健常成人33名(男性8名,女性25名)で,年齢は20.9±0.4歳であった. 無負荷,15kg重錘負荷,30kg重錘負荷の3条件でTimed up & go testを実施し,所要時間を計測した.椅子座位下腿下垂位での等尺性筋力を測定し,左右の膝伸展筋力を体重で除した値を体重比とした.15kg,30kg重錘負荷条件では,体重にそれぞれの重錘の重さを加えた値によって膝伸展筋力を除し,体重比とした. 膝伸展筋力ならびに膝伸展筋力体重比は,37.9±14.4kgf/kg,0.69±0.2kgf/kgであった.15kg,30kgの重錘負荷によって,体重比は0.54±0.2kgf/kg,0.44±0.1kgf/kgへ低下した.Timed up & go testの所要時間は,無負荷,15kg負荷,30kg負荷の順に,それぞれ8.8±1.1秒,10.0±1.6秒,11.6±2.7秒であり,それぞれの群間に有意差を認めた(p<0.01). 33名の3条件の測定結果を採用して,膝伸展筋力体重比と所要時間の関連を見た場合,r=-0.563の有意な負の相関を認めた(p<0.01).また,筋力が0.4を下回る場合,Timed up & go testの所要時間は顕著に延長した. 一定以上に下肢筋力が低下した場合,筋力値が測定結果へ与える影響は大きくなるものと考えられた.}, pages = {7--10}, title = {下肢筋力がTimed up & go test 結果に及ぼす影響}, volume = {15}, year = {2014} }