@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000133, author = {中山, 智晴 and 山崎, 裕司 and 斉藤, 誠司}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {右片麻痺,運動性失語症の既往のある重度左片麻痺患者の座位訓練に応用行動分析的技法を導入し,その効果について検討した.介入では,60秒間の座位保持を目標行動とした.手がかり刺激として,身体傾斜の情報をフィードバックするため適切な右手のつき位置を手形で示した.目標時間への接近を視覚・聴覚的にフィードバックし,60秒間の座位保持が成功すれば,即時的に注目・賞賛を行った.さらに座位保持時間をグラフ化してベッドサイドに提示し,時間が延長した場合にはPT,Ns,家族から注目・賞賛が得られるように配慮した.ベースライン期は,目標時間に到達することはなかった.介入期には座位保持時間は延長し,6日のうちの3日は目標を達成した.プローブ期では,座位保持時間が減少し,目標を達成することはなかった.2度目の介入では4日の内3日は目標時間に到達した.フェイディング(10日間)は,失敗が極めて少ない状態で実施できた.介入中には,運動麻痺や筋力,高次脳機能に著変はなかった.以上のことから,本介入は座位保持能力を向上させる上で有効に機能したものと考えられた.}, pages = {41--46}, title = {応用行動分析的技法を使用した座位訓練の効果 : 高次脳機能障害を合併した重症脳血管障害患者における検討}, volume = {11}, year = {2010} }