@article{oai:kochireha.repo.nii.ac.jp:00000120, author = {川上, 佳久 and 有光, 一樹 and 石元, 美知子}, journal = {高知リハビリテーション学院紀要, Journal of Kochi Rehabilitation Institute}, month = {Mar}, note = {作業療法学科では,1年次生の骨・筋・神経系の解剖学の復習を2年次生とペアを組ませた形式(以下,ペア学習)で実施している.本研究では,定期試験結果と自己行動変化アンケートからペア学習の有効性を検討した.対象は,平成15年から20年までの期間に1年次生であった学生と,平成18年から20年までの期間に2年次生であった学生である.平成15年から17年までの1年次生を対照群,平成18年から20年までの1・2年次生をペア学習群とした.ペア学習では,1年次生の骨・筋・神経系の解剖学の復習を2年次生がサポートする形式で行われ,1日50分間の学習を週に1度,3ヶ月間にわたって実施した.そして,ペア学習あり群と対照群間で,定期試験成績とコミュニケーション,学習行動に関する自己行動変化について比較検討した.定期試験成績は,対照群に比較してペア学習群において有意に良好であった(p<0.001).学習行動についての自己行動変化では,1年次生は項目のほとんどで有意な改善を認めた(p<0.001).一方,2年次生は全項目共に有意差を認めなかった.コミュニケーション能力については,1・2年次生共に向上を示した(p<0.001).今回の他学年によるペア学習は, 1年次生にとっては,コミュニケーション能力,学習行動の改善や,定期試験成績の向上を図る上で有効な学習形式であると考えられた.また, 2年次生にとっても,コミュニケーション能力を向上させる上で有効性が示唆された.}, pages = {41--44}, title = {他学年によるペア学習の効果}, volume = {10}, year = {2009} }